土壌動物に関する論文
<背景>
たねぷろじぇくとでは、植栽地に苗木を植栽する際に、苗木1本に対して、42リットルの土壌改良材(人工土壌・バーミキュライト・パーライト・バーク堆肥を30:4:4:4の割合で配合)を根の周りに導入し、根元周りにはマルチング材(ジュート麻・麻・ヤシマット・ワラの4種類)を設置しています。
一方、土壌動物は苗木にとっての生育に適した土壌を形成する役割を持っています。
そこで、植栽後のコナラ苗木を対象に、マルチング材の種類によって、土壌動物の種類や個体数がどのように変化するのか、また土壌の形成に重要な役割を果たす土壌動物がいるのかについて調査することにしました。
<論文リスト>
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中島壮平・高橋一秋 (2023) 東日本大震災後の海岸防災林再生地に植栽されたコナラ苗木の根元周辺をハビタットとして利用する土壌動物~土壌改良材とマルチング材の影響~. 長野大学紀要 43(1): 9-26.